土曜日に現在東京都美術館で開催されているクリムト展に行ってきました。梅雨時は外出が億劫になりますが天候に影響を受けない屋内での美術鑑賞は良い外出のきっかけになります。(写真撮影には向きませんが。。)
待ち時間長し!
かなり強い雨の日でかつ閉館1時間半前に到着したのでゆったり鑑賞できるのでは?と期待したのですが大間違いでした。チケット売り場も入館待ちも長蛇の列!平日か週末の朝一番の方が良いのかもしれません。
クリムトとの出会いなど
クリムトの作品には思い入れがありこの日はワクワクしながら順番待ちをしていました。というのも、彼の傑作「接吻」(Der Kuss)の原寸大複製画が実家の玄関に昔から飾ってあって馴染みがあるのです。ウィーンや他の街でも何度か彼の作品を追いかけて美術館に足を運んだことがあります。
展示の流れ
展示では彼の生い立ちから作品の変遷まで巧みに配置されていて大変勉強になりました。ジャポニズムとの出会いや彼の独特な鱗?タイル?のようなカラフルな模様が作品に少しずつ取り入れられていく過程も実に興味深いものでした。
何よりユディト I (Judith and the Head of Holofernes)は素晴らしかったです。絢爛豪華な金箔の美しさはもとより、法悦に浸るユディトの表情と作品下部の死のモチーフとの対比も、手の込んだ額装も実物は圧倒的でした。しかもあれほど小ぶりだったとは。
今回の収穫!?
ユディトの複製が欲しかったのですがグッと我慢。その代わりにまたしても分厚い図録が本棚に増えることになったのでした。。実家のお土産に絵葉書とマグネットを買ったので、帰省した時に接吻と並べて飾って貰おうと思います:)
東京での開催期間も僅かとなりました。興味のある方は是非足を運んでみてください。繰り返しますが大変な混雑ですよ!
GO
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